有限会社フォトセピア
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写真のボケ補正

1.フォトセピアのボケ補正
  フォトセピアのボケ補正は、『クッキリ補正』と『ピンボケ補正』の2種類があります。クッキリ補正は、なんとなくボケた感じがする写真に対する補正で、基本的に全ての写真に適用されます。『なんとなくボケた感じ』とは例えば昔のコンパクトカメラで撮った写真、ポラロイド写真、使い捨てカメラ写真などが該当します。ピントを合わせても一眼レフなどでピントが合った状態で撮った写真に対して、少しボケた感じがします。レンズ性能の差によって生ずるボケです。一方ピンボケ補正は写真を見た瞬間に明らかにボケている写真に対する補正であり、補修サービスをお選びいただくことで適用可能となります。
2.クッキリ補正
フォトセピアの修復サービスは、全ての写真に対してクッキリ補正が適用されます。下の写真をご覧になってください。
入力データ全体画像

A 全体画像

入力データ(一部拡大)

B 一部拡大

クッキリ補正(一部拡大)

C クッキリ補正(一部拡大)

上のAは、元データ、BはA写真の左上部分を拡大したもの、Cはクッキリ補正を適用したものです。なんとなくぼんやりしていたものが非常にシャープな画像になります。基本的に全ての写真に対して適用されます。
3.ピンボケ補正
  一見しただけで明らかにボケた写真に適用します。但し、大きなボケの補正は基本的に本来の画像を取り戻すものではありません。ボケた感じを軽減しますが、例えば人の目のあたりがボケてなんとなく暗くなっているもの(下図左)が補正を行うことで目の輪郭や黒目の形状が明確になるものではありません(下図右)。黒目と白目が区別がつかないものは、補正を行っても区別はつきません。つまり顔の例であれば細かい造作が消失した写真に対して適用しても、効果が期待できなということです。
ボケ補正前

ボケ補正前

ボケ補正後

ボケ補正後

  それでは、ボケ補正はどのような時に行うと効果的でしょうか? 写真に写っている各部がそれなりに判別できて、全体的にあきらかにボケている時には効果的です。下にその例を示します。具体的には集合写真などから切り出して大きく引き伸ばした写真などの場合は、ボケ補正の効果があります。ボケ補正前の状態でも、目鼻口が保存されていますので、こういうケースでは補正による効果が期待できます。
ボケ補正前

ボケ補正前

ボケ補正後

ボケ補正後